デザインについて
デザインという行為が果たす分野や定義は常に新しく変わっていきますが、
わたしたちは下記のような考えをもとに、人と時代のちょうど良い関係性を探ります。
- 1デザインはすべてに中立で機能的な手の役割です。分野や対象の如何を問わず、ヒエラルキーを持たず、同等に効果的に発展させることを目的とします。
- 2特定の手法に固執せず常に革新的な方法論を参照しながら、人間環境に寄り添って進化してきた原形や本質のあり方を見つめ直すことを基本とします。
- 3設計する対象の基軸を見極め、そのものが持つ表現性が社会においてどのように意味を持ち、認知され、変遷を経るかを明確にします。またそれらを柔軟にサポートをする役目を担います。
- 4形として必要なものを再編集し可能な限り美的価値を求める一方、そこに込められたコンテクストとのズレがないよう調和させることを重要視します。
- 5多面的なフェーズを設計することで、知識を持たない人から専門家まで多様な対象を想定します。またそれらは完全無欠なシステムではなく、人が入ることで完成する意図された偶然性を含みます。
- 6メディアを編むように枠組みを超えながら、風習や文化をベースとして、人の時代的変化に沿ったこれまでとは異なる感情や体験、言語を作り出し、可能性を生み出すことが仕事です。
デザイニングプラン
もし1枚のカードで物事を伝えようと思ったとき、本当に作るべきものはそのものではないかもしれません。
何をしたいか、そのためには何をすれば良いかを振り返り、目的の明確化と最適なメディアの選択、
そこから生み出される効果の設計からプロジェクトは始まります。
- THINKING
- アートディレクション
- クリエイティブディレクション
- ブランディング
- ストラテジー
- ビジョン
- キュレーション
- アイデンティティ
- ストーリーテリング
- PRACTICE
- グラフィック
- ロゴタイプ
- ウェブ
- インターフェース
- インテリア
- サイン
- インスタレーション
- パッケージ
思考と実践の組み合わせは無数にあり、可逆の方向性を持つことで個から全体の複雑性を行き来する。