ウージトーシ–
裏できび刈りが始まったので、その様子を描いた。
砂–
思うことも不私有につままれて
つま先の不安と狼煙へと
ひとりでにひとり
hu–
ない、が常
束となり頬をなで
あるいは
動きの形に骨を飾る
名付ける部分は
役割をもつもの
その他の薄れゆく身
ひとつひとつが
私達そのものであった
交じり分かつ
認め向かい来るのを待つ
だがどこから来て
どこへ行くのか
それぞれの量で
名前を変えてもなお
一定でないことだけに
価値を見つける
明日もつきぬけ
名を得てつきぬけ
体を成す前の
小さな名の集まりを
HAI–
札幌にある建築事務所HIKOKONISHI ARCHITECTURE INC.のロゴを制作いたしました。
ヒココニシアーキテクチュアは装飾を控え機能的で永続的な空間を多数生み出し、世界的に高い評価を受けている建築事務所です。2018年には世界最高峰のデザイン賞iF Design Award(ドイツ)を受賞し、北海道江別 蔦屋書店のデザインも手がけています。
制作においては、建築事務所が設計で重要視している価値やイメージが明確に投影され、共通の意識を持たせられるよう配慮しながら進めていきました。
形態としてはタイポグラファー、Berthold Wolpeが設計したドイツの古き金属彫刻書体をもとに、部分的にセリフの特徴を残したヒューマニストサンセリフとしています。
HIKOKONISHI ARCHITECTURE INC.
http://www.hikokonishidesign.com
ロゴについて–
㐂日のロゴは二種類の言語から成り立っています。
文字の形態には特定の文化領域が備わりますが、
それらを横断することに視点を置いているためです。
このロゴは㐂日とは読むことはできません。
ただし、マークとして機能すると思います。
そして特定の読めるロゴタイプは作らないようにしました。
KIBI、㐂日、きび、どのようなものでも
様式と性質が一致すれば良いかなと思っています。