秩序と無秩序–
沖縄には至る所に神がいる。
神とはスピノザ的に言うならば非人道的な宇宙の秩序であり、調和を保つ法則である。
すべてを統べる1=個体が存在するわけではなく、秩序としての「神」の認識が社会を調和させているのだ。
この秩序とは自然法則であり、「自然」そのものである。
だから自然の中のあちこちに神はいる、と便宜上言っている。
そして自分を最上のものとしてではなく、
もう1つ上の存在を認めること。
これが知能を持ちすぎた人の知恵だと私は思う。