JOURNAL
re-flowing–
日々の生活と直結しない漠然とした感覚や、当たり前の制度に隠されてしまうような物事について、積極性を見出そうとするとき、それは抽象的で分かりづらいと揶揄されることがあるが、これは逆である。
無限にある物事の、流れ行くその途中を止めてその現象に名をつけて認識する行為こそが「抽象化」なのであり、前述の出来事はこの「抽象化」を逆行すること——つまり再び曖昧さや流動性へ返すことなのであり、またその「抽象化」から洩れたものについて語ろうとすることである。